コスメティックスを用いて洗顔をする際の基本知識としては、
まず肌質に合うコスメティックスを選ぶ必要があります。
肌質というのは人によって様々ですが、肌質に合わないコスメティックスを
使ってしまうとお肌にダメージを与えてしまう事があります。
特に敏感肌の場合は、使用するコスメティックスによって赤みや痛みが
発生してしまう事もありますので、注意する必要があります。
洗顔の際にはしっかりと泡立ててから洗う事も大切です。
コスメティックスの泡立ちが悪い状態ですと手のひらがお肌に触れてしまい、それによってお肌に摩擦を与えてしまう事になります。
摩擦というのは肌質を悪くする原因になりますので、豊かな泡を作ってから洗い始める必要があるのです。
優しく洗う事も大切なポイントです。
力を入れてごしごしと洗う方も少なくありませんが、そういった洗い方というのはお肌の脂分や水分を過剰に奪って
しまう原因になります。
脂分や水分が減少する事によって乾燥が進み、肌質の悪化を招く事にもなりますので注意が必要です。 ボディケアについて
理想の肌水分量を保ってトラブル知らずの肌に!
理想の美肌を実現する水分量の目安は40~50%と言われています。
水分は外からの刺激や衝撃から肌を守るクッションのような役割があり、水分が十分にあると空調などの温度や湿度の
急激な変化でも肌を保護してくれます。
水分が肌細胞に行き渡り栄養分の供給がスムーズになると、肌細胞の働きが活発になりターンオーバーが活性化します。
水分と油分のバランスも美肌には重要です。
肌の水分量が不足していると、乾燥してバリア機能が弱くなりダメージを受けやすくなります。
バリア機能が不完全になると、肌を守ろうとして必要以上の皮脂が分泌され、様々な肌トラブルが起こりがちです。
過剰な洗顔などで皮脂を多く洗い過ぎても、肌の潤いが失われてしまいます。
肌の乾燥が進むと、実年齢よりも老けた見た目になります。
肌の水分量を40~50%に保ったり、水分と油分のバランスを保つためには毎日のスキンケアが欠かせません。
洗顔時は、セラミドや油分を落としてしまう熱いお湯は使わずに、体温よりも少し低めの35度程度にします。
洗顔料は肌を傷付けないように泡立てて、肌にのせるようにして洗います。
洗顔後は乾燥を防ぎ、肌の奥深くまで浸透するようにコットンを使って、時間をあけずにすぐに化粧水をつけます。
化粧水後も乳液や保湿クリームで肌の水分に蓋をするようにしっかりとケアします。
様々な対策により、理想の肌水分量が保たれたトラブル知らずの美肌を手に入れることができます。
自分に合ったコスメを使う
敏感肌でも安心して使える洗顔用のコスメティックスとしては、IPSコスメティックスの洗顔石鹸と美容液がお勧めです。
IPSコスメティックスの洗顔石鹸にはカミツレ花エキスやローズマリー葉エキス、コメ発酵液、
またスクワランなどの保湿成分を贅沢に配合しており、肌に必要なうるおいを守りながら
そしてIPSコスメティックスの美容液はオールインワンタイプですので
スキンケアを楽に続けていくことができます。
購入したいと思ったら、IPSコスメティックスのサイトから問い合わせるか、IPSコスメティックスの販売員に知り合いがいれば
相談してみるのが良いでしょう。
カミツレ花エキスとスクワランについて
化粧品には実に多くの成分が含まれていますが、天然の植物成分が採用されることも多くなっています。
カミツレ花エキスもよく利用されている成分で、様々な化粧品に使われてきました。
化粧品で使われる場合はカミツレ花エキスと称されていますが、医薬部外品として使われる場合は
カモミラエキスという名称です。
キク科の植物であるカモミールの花から得られています。
見た目も可愛らしい花ですが、繁殖力に優れた植物としても知られており、野生でも良く育ちます。
カミツレ花エキスはもともと、ジャーマンカモミールと呼ばれており、古くからハーブティーとしても親しまれてきました。
薬用ハーブとして使われることも多く、胸やけや胃炎、生理痛や冷え症、口内炎の改善など健康面でも幅広く活用されています。
皮膚を様々な刺激から守り心身のリラックスにも良いとされており、寝る前にハーブティーを飲むとよく眠れるということでも人気です。
このほかでは、古くから髪に艶を与えるともいわれており、ハーブティーをリンスがわりに使われることもありました。
カミツレ花エキスの主要な成分では消炎効果のあるカマズレンやビサボロール、強力な鎮痙作用のあるアピゲニンなどがあげられます。
カミツレ花エキスは美容効果に優れていることでも知られており、化粧品に配合されていることも多くなっていますが、
化粧品で使われる場合には抗炎症や収れん、血行促進や抗菌などに役立てられており、化粧水などのスキンケア化粧品にはもちろん
日焼け止めや洗顔料・洗顔石鹸、メイクアップ化粧品など幅広く採用されています。
安全性についても気になるところですが、健常な皮膚の場合は刺激やアレルギーの心配はほぼないとのことです。
複合植物エキスに配合されることもあり、水分保持能力が優れていることから、肌の潤い促進にも役立てられています。
このほかでは過剰な皮脂の抑制、乾燥によるかゆみ抑制などにも良い成分です。
優れた効果を持ち安全性にも優れたエキスですが、キク科アレルギーがある場合は慎重になりたいところです。
このほかでは、スクワランも、化粧品によく使われている成分です。
保湿に優れており、化粧品で使われるものでは深海ザメから抽出したものから、植物性のもの、さらに合成スクワランも
あります具体的にどのような効果があるのかも知っておきたいところですが、化粧品としてはエモリエント作用やクリーム
などの感触改良などがあげられます。
カモミール同様肌にいい深海ザメ成分「スクアレン」
カミツレ花エキスは肌に良いことが知られており、多くの化粧品に含まれていますが、他にも優れた効果が期待できる成分はたくさんあります。
肌に良い成分としては、スクワレンも有名ですが、植物由来のものにするか、動物由来のものが良いのかと迷っている人も
あるのではないでしょうか。
動物由来のものでは、深海ザメ由来のものが有名です。
抽出された肝油にはスクアレンが豊富に含まれており、健康食品・サプリメント、化粧品など幅広く活用されています。
もともと人間の体内にも存在している成分ですが、加齢とともに体内からは減少する傾向にあります。
体内から減少していくと、乾燥が進む、皮脂のバランスが悪くなる紫外線などの外的に刺激に弱くなるなどの変化が起こりやすくなります。
それゆえ、不足している分は上手に補っていきたいところです。
肝油に含まれているスクアレンとスクワランは同じものではないかというイメージもありますが、実は違うものです。
肝油から抽出されたものという意味では同じですが、スクワランは化学的にスクアレンに水素を添加しており、
酸化しにくく安定させているのが特徴的です。
スクアレンは非常に不安定な炭化水素で、酸化しやすくそのままでは化粧品原料としては向いていません。
そこで、水素添加することで安定した飽和炭化水素として活用されています。
現在では漁獲方法の規制などで供給量が減っていることもあり、植物性スクワランや合成スクワランが利用されることも増えてきました。
オイルというとべたつくイメージもありますが、皮膚に対する浸透性も優れており、べたつかずサラッとした使い心地が特徴的です。
水分保持機能のにも優れていることから、スキンケア化粧品に使われることが多くなっていますが、メイクアップ化粧品に採用される
ことも多くなっています。
肌を柔らかく保つエモリエント効果やバリア機能を高めるなど健やかな肌の維持に良い成分です。
べたつきがなく、サラッとした感触があり伸びが良いこともあり、他のオイルと併用してクリームなどの感触改良に使用されることも
多くなっています。
肌につけるものだからこそ、安全性も気になるところですが、皮膚刺激やアレルギー性がほとんどなく安全性にも優れた成分です。
健康な肌の人なら特に問題なく安心して使える成分といえるでしょう。
光感作性もほとんどないとされています。
このほかでは眼刺激性もほとんどないと考えられているとのことです。